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2009年02月28日

幻のデザイン本

entoseihoukei002.JPG古書ドリス店主の喜多です。

本日は、デザイナー必読の名著でありながら、現在では入手困難で貴重な古書「円+正方形 その発見と展開 ブルーノ・ムナーリ著/上松正直訳」をご紹介します。

グラフィック・デザイナー、アート・ディレクター、絵本作家など様々な顔を持ち、ハーバード大学でデザインの講義を行い、晩年は子どものための造形ワークショップの活動に力を注いだイタリアのアーティスト、ブルーノ・ムナーリ。イタリア本国での評価の高さはもちろん、日本のデザイナーや絵本作家に再評価され絶大な人気があります。ムナーリの人気の理由は、彼の作品のデザインセンスの普遍的なかっこよさと可愛らしさ、デザイン理論の斬新さに加え、一冊の本に様々な素材の紙を使ったり、ページに穴を開けたりと、子どもも大人も楽しめるユニークなアイデアにあると思います。

「円+正方形」は、タイトルの通り円と正方形について、数学やデザイン、道具、建築など様々な視点で図版豊富にブルーノ・ムナーリがアルファベット順に書き記した本です。小さな正方形の箱に、円をテーマにした本と、正方形をテーマにした本の2冊が入っています。

デザインのインスピレーションを与えるだけではなく、ムナーリ独自の哲学・思想が最も的確に表現されていて、デザイン本の最高傑作とも言われる傑作です。
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